覚醒映画「くう」を観ての感想 映画にちりばめられた秘密
何から書けばよいのか悩みます。
一日だけの上映会、映画自体はたったの70分ですが
いろいろな気づきやらメッセージがありました。
「くう」は頭で理解しようとするものではなく感じるものなので
私の混乱した文章も、読まずに感じていただければ・・・
映画「くう」について
まずは映画全体について。
映画自体はストーリーはありません。
意味不明です。
それもそのはず、頭で理解するための映画ではありませんから。
それでも、いくつかの秘密や不思議を監督が教えてくれました。
映像は、木や水など風景映像が中心でそれにナレーションが入ります。
映画で使われている音楽には実は秘密があります。
そして音にも秘密があります。
風の音かと思っていたものが、実は・・・の音。
これは実際に体験してほしいので秘密にしますが、
絶対に普段きけない音なので後で知ってお~!となりました。
そもそもこの映画は、トシワキタ監督が自分であれこれ考えて作った、
というよりは、「作らされた」と表現されていました。
映像も、この映像の次にこれを入れて、と頭で考えたのではなく
天から言われる通りに?映像を並べていった感じだそうです。
監督がこのような映画を作るに至った経緯、
ナレーションとしてペアを組まれたとおまさんとの過去から続く縁など、
トークショーはとっても面白かったです。
もっともっとお二人の話を聞いていたかったな~。
眠くなる映画?
一応映画を観に来ているのに、なぜか眠くなる人続出とのことでした。
いつの間にか寝ていたとか、爆睡してしまったとかいう感想が
とても多いようです。
最初の主催者挨拶でも「眠たくなったら寝てください」と言われました。
上映後の監督のお話でも、「寝れば寝るほどいい」とのことでした。
リピーターの方には、「今度こそ寝にきました!」という人も。
さらに会場に布団を敷いて上映開始からいきなり寝る人もいるとか。
私は眠りはしませんでしたが、途中から確かに意識がおかしいのはわかりました。
目が座るような感覚とともに、泥酔時のような意識状態となりました。
起きてはいたけれどある意味、無意識状態になれていたのかもしれません。
この映画は意識の外側、無意識部分に働きかける映画なので
映像やナレーションの意味を考えたり・・・
などは一切不要です。
感じるだけで良い、しかも感じるのは
意識ではなく無意識の部分なので、寝てていいんでしょうね。
(つづく)